【見せかけのポジティブ】意味がないことでも向き合い続けるべきなんじゃないの?

「もうこれ以上考えても意味がないから止めよう」「まあ、どうせなんとかなるさ」

私は、こういった考えを、最終奥義として使っています。ある意味で有効で、ある意味では逆効果の場合があります。世の中、考えてもどうしようもないことって沢山ありますよね。過去のことを悔やんだり、どうしてこんな親のところに生まれたのか…とか。こういった思考に終止符を打つものとしては、有効だと思います。

しかし、我武者羅に、このどうしようもなさから逃げるための手段として使ってばかりいると、結局その悩みから抜け出せないのではないかと言う気がするのです。寧ろ逃げずにじっくり見つめている方が、時間がかかるかもしれないけど、その悩みを乗り越えられるような。

決められたことだから仕方ないとか、心を殺して、諦めて生きる

これも一つの選択肢としてあります。それを選んでもいいけど、本当は感じている自分の声、心の声をしっかり受け止める。向き合ってみる、どうでもいいことで悩んだって良い。友人から「考え過ぎだよ」って言われたって、乗り越えた先には平穏があると思います。

誰かが言う最もな結論らしきもの、それは自分で出したものではありません。私たちが自分を肯定するために必要なのは、そんなものではなくて、自分の心で感じたことに納得することです。しっかり向き合えば、自分が何に囚われているのかも見えてきます。一言で済ませられるポジティブな言葉は、実はこういった自分に蓋をするのと似ています。本当の心を見ないようにしているようなものです。しかし、そればかりしていると、結局周期的に病み期が訪れたり、根本の部分が解決していなくて、同じ悩み・囚われに何度も何度もぶつかるのです。

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