私がいない
2022年11月28日
苦しみや不安が訪れたとき、それを見つめ続けると消えていきます。
負の感情は自分の中にあるように思えて、実はこれも外側の対象物なのです。
内側を見つめ続けるときは、感情に吸い込まれそうになるのをぐっとこらえて。
そうするとやってくる、無、空、何もない感覚。
そのときにはもう止んでいる雨、暗い感情、憂鬱な気分。
同時に目を閉じると、視界からすべてが消えて
ただの空間だけが残る。
私はこの瞬間宇宙の一部になっているのです。
私はそこには存在していないのです。
隣に座るあの人もこの人も、皆空っぽなのではないでしょうか。